Kotonoha 言の葉だより 🌸 言の葉だより 第一章 第3話

🌸 言の葉だより 第一章 第3話

DVDでもらうのに、データも必要なの?

~そもそも「MP4」って何?~

言の葉のオプション表にある、
「MP4形式データ作成」
この文字を見て、
「……MP4って何?👀」
と思った方はいませんか?

実は私も、少し前までよく分かっていませんでした(笑)
最近になってパソコンを触る機会が増え、ようやく少しずつ分かってきたくらいです😅

なので今回は、パソコンが得意な方には少し簡単すぎるくらいのお話から始めます。

難しい説明は抜きにして、
MP4とは「動画をデータにしたもの」です。
言の葉では、その動画データを、USBという画像にあるような小さなスティックの中に入れて、DVDと一緒にお渡しすることができます。

ここまで聞くと、
「それなら最初からDVDじゃなくて、USBでいいんじゃない?」
と思いますよね。

以前の「言の葉だより」でもお話ししましたが、言の葉が基本の納品方法としてDVDを選んだのには理由があります。
大切な人へ残す動画だからこそ、普段からパソコンやスマートフォンの中に入れておくのではなく、一つの「大切なもの」として保管しておく。
言の葉では、そこを大切にしています。
ではなぜ、そんな言の葉が、わざわざMP4データまで用意しているのでしょう?

🌸ポイントは、「誰が、いつ使うのか」

撮影が終わると、言の葉で編集作業を行い、完成したDVDをご本人にお渡しします。
MP4データを希望された場合は、動画データを入れたUSBも、DVDと一緒にご本人へお渡しします。

そしてDVDは、ご本人が決めた大切な場所へ。

前回の「言の葉だより」でご紹介したように、その保管場所をエンディングノートの最後のページに書いておくことで、いつかご家族が見つけてもらえるようにしています。
USBも同じように、大切に保管していただきます。

では、せっかくMP4データがあるのに、なぜ生前からパソコンやスマートフォンに入れて使うことを前提にしていないのでしょうか。
ここには、言の葉がDVDでの保管を基本としている理由と同じ、個人情報やセキュリティへの考え方があります。

MP4データは、ご本人が日常的に持ち歩くために用意したものではありません。
いつか遺言動画をご家族が受け取ったあと、その動画をより自由に見られるようにするための、もう一つの形です。

🌸「DVDがあるなら、自分でUSBに入れればいいんじゃない?」

そう思う方もいらっしゃるかもしれません。
ところが、DVDの映像は、そのままUSBへコピーすればいい、というほど簡単ではありません。
DVDの作り方によっては、映像を取り出して、パソコンなどで扱える動画データへ変換する作業が必要になります。パソコンが得意ではない方にとっては、なかなかハードルの高い作業です😅
だから言の葉では、希望される方には最初からMP4データをUSBに入れた状態で、DVDと一緒にお渡しする形をとっています。

🌸ご家族の手元へ届いた、そのあとは

いつかご家族の手元へ遺言動画が届いたとき、MP4データだからこそできることがあります。
USBからパソコンへ動画を入れておくこともできます。
さらに、
「この部分だけは、いつでも見られるようにしておきたい」
と思うところがあれば、その部分をスマートフォンに入れておくこともできます。

全部を何度も見返さなくてもいい。
ふと声が聞きたくなったとき。伝えてくれた言葉を、もう一度聞きたくなったとき。
その人にとって大切なところだけを、そばに置いておくこともできます。

🌸そして、もう一つ考えたのが「未来」のこと

今はDVDを見ることができます。
でも、この動画が本当にご家族のもとへ届くのは、何年後、何十年後になるか分かりません。その頃にも、今と同じようにDVDを再生する機械が身近にあるでしょうか。
それは、誰にも分かりません。
もちろん、パソコンだって未来永劫なくならないとは言い切れません。

でも、だからこそ言の葉では、
一つの方法だけに頼らず、別の形でも残しておける選択肢を用意しておこう。
そう考えました。

DVDにはDVDの良さがある。
MP4データには、MP4データだからできることがある。
どちらかが正解なのではなく、それぞれに役割があります。

言の葉のオプション表にある、
「MP4形式データ作成」
たった一行の項目ですが、その中には、

今できる最善の方法で、情報漏えいを防ぎながら大切に保管すること。
そして、未来で大切な人の手に渡ること。

その両方を考えた、言の葉なりの理由があります🌸